人生と仕事について知っておいてほしいこと[松下幸之助 述]を読んでの、読書ノート&感想です。

本の内容と感想
経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんの、人生論と仕事論が詰まった本です。
ご本人が書いたのではなく、PHP総合研究所の方が松下幸之助氏の講話・講演から厳選してベーシックな部分の要点をまとめています。
解説が丁寧なので、経営学はよく分からない私でも楽しく読めました。
いわゆる効率重視の仕事術ではなく、仕事に対しての心構えや考え方を熱く語っているところがミソ。
初心に戻った心持ちで、背筋がビシッと伸びました。
読書ノート
自分の生活に生かすために、心に残ったことのみを書き連ねました。

※自分用のまとめノートです。内容や順番が違う箇所もあります。詳しい内容は本書をご覧ください。
人生と仕事について
大前提:素直な心が働くことで、人間は賢く聡明になっていく。
つまり、卑屈にも尊大にもならず、目の前の物事や他人の助言に対して真摯な姿勢で向き合うのが大事ということ。
頭では分かっていても、つい傲慢になってしまったり楽な方に流されてしまったりするのが常なので、パッとみて印象に残るように図で記録しました。

こうなるともう仕事だけでなく、人間としてどのように在りたいか、生き方の道標みたいですね。
以下、箇条書きで大事だと思ったこと&所感を記録しておきます。
覚えておきたいこと
- 知識は重荷になることがある
- 賢さ+熱意がものを生み出す
- 自分の仕事を讃えることで進歩し続ける
もちろんインプットは大事ですが、多すぎる知識は時として前に進むのに邪魔になります。
頭でっかちになることなく、仕事に必要な知識を身につけ、情熱的に働く。
そんな自分を、1日の終わりに褒め称えることの繰り返しで、人は進歩し続けるということ。

自分に問いたいこと
- プロとして、一人前の仕事をしているか?
- 周りを上手に生かしているか?
- 改善しようと努力しているか?
経験年数が増えるにつれ、惰性でも仕事が回るようになります。
そんな時は、自分を高めるための質問をするチャンス。
あえて厳しく問いかけて、惰性ループから脱出したいものです。

参考図書
松下幸之助さんの代表的な書籍です。
↓これなら子供と一緒に読んでも楽しそうです
あとがき
このページは何度も見返しているのですが、見るたびに感じることが違います。

ドキッとする時は、楽をしようとしている時かな〜。
自分を誉めてあげようと感じる時は、努力している時かな〜。
などと考えながら読み、なんだか仕事の羅針盤的なページになっています(笑)
順調な時ほど謙虚な姿勢で。
太子は抱いても、今日の現実を忘れてはならない。
人生は1日1日の積み重ねなので、決して傲慢になることなく、粛々と自分の仕事と向き合い、その中で成長していきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も、良い1日を〜♪