私がデザイナー初心者の時に大先輩に教えてもらった、デッサン&デザインのコツと押さえるべきポイントを描いたスケッチブックが出てきました。(←整理整頓をすると、懐かしいモノにたくさん出会えますね。。。)せっかくなので、写真に撮って記録しておきます。擦れてしまい、所々見えにくい部分あり。
確か、何か教科書的なものがあったような?それすらも覚えていない10年以上前のスケッチブックです。
遠近法の基本で、一点透視図法と二点透視図法があります。いずれにしても、どこかできちんと収束されていないと不安定な絵になるので、描いているモノを注意深く観察することが大事。「パース」と呼ばれることが多いです。
明度を3つに分けて(右図)、さらに3つに分ける(左図)方法を教わりました。これもよく見て、しっかりと明度をキャッチする必要があります。
どんな感じ(イメージ)なのかを表現する方法です。具体的には質感・明度・硬さなどを筆圧やぼかし具合の違いによって明確にしていきます。
デザインの基本を心理的に分析した例を、いくつか学びました。見ていて自然と受け入れられるデザインには、安定した動きがあるのですね。
10年以上前に描いたものです。。。デザイン的に古いですね(・・;)
でも、大事なポイントは今でも変わっていないと思います。「自分が感じたことを、テーマに沿って表現する。」「ポイントとなる特徴を探して吟味し、見る人に感じてもらえるように表現する。」
2色の差が強調されて起こる、目の錯覚を利用した技法です。この対比をつかうと、全面に出したいものを押し出すことが可能です。図例のように、踏まれた枝を強調するために背景の明度をあげるとか、ブーツを全面にすために草原の明度をあげるとか。
意識を持ってモノを置く。構成を計画的に行えば、それはデザインだよと教わりました。
何を、どこに置くか。
どのような光の当たり具合が良いのか。
影の付け方も、2種類ある。
透明コップの描き方を教えてもらった時のスケッチ。右のお手本の方が、シンプルに描き足しているのに透明感が高い!さすが先生。
ポイント:影は付け足していく感じで描く。模様もパースにそって付け足す。透けて見えるところは、前の影で隠すように。背の高いものほど、パースの差が広がる!
↓竹や花も練習したなぁ
↓先生が描いた野菜ジュースのデッサンを、真似して鉛筆で描いたもの。お手本があると、どこにどんな線を描けばいいのかが良くわかって、上達も早い気がします。
最後に教わったこと↓
続けることが大事
続けていれば、下手になることはない。
つまり、上手になり続ける!
そして、字もうまくなる!
(1つを極めると、他も付随してうまくなるってことかな)
鉛筆デッサン基本の「き」 やさしく、楽しく、デッサンを始めよう
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