教師向けの本です。自閉ペクトラム症の息子と向き合う時に参考になることが沢山書いてありました。
本の中に、
教師や親は、自閉スペクトラム症の子を支援することで、人間的にも仕事の面でも成長できる。
と書いてありました。その通りだと思います。確かに息子のサポートは気を使うし疲れることが多いのですが、自分の人間としての器が大きくなった気がします。
また、学齢期の目標(めあて)を、
「社会の生産的な一員になる準備ができる」
と定義していました。それは教職員や親の役目であり、背負っている責任ですね。言葉にするのは簡単だけど、相当大変だし大きいなと感じます。
目標達成のためのポイント2つ:
- 構造化され、本人が視覚的に分かる仕組みがあれば行動しやすい。
- しつけは優しく分かりやすく。問題行動を避ける助けとなる方法を、一緒に考えることが大事。
※2017.6.29現在、アスペルガー症候群という言葉は「自閉スペクトラム症」に含まれるので、その言葉を使ってこのメモを書きました。