去年の夏に、宿題の見通しが立てられずに「ママ、終わらないかも〜」と泣きついてきた我が子(当時小学1年生:男子)のために考案し、見事に成功した方法のご紹介です。
本日の予定をやり終わったら、ペリッと剥がしてご褒美が現れるという仕組みになっています。
飽きっぽい長男にぴったりの方法です。(詳しい仕組みと作り方は、記事の途中で説明してあります。)
昨年はお盆からこれを実行したのです(^_^;)。ホント、間に合ってよかった。。。
※2019年の7月22日の記事です。自分で計画を立てるのが難しい、小学校低学年向けの内容になっています。冬休みや連休の宿題対策としても活用できます。
↓最近の管理方法はこちら
しかしまあ、小学生の宿題は夏休み直前の1週間でバラバラと渡され、そして親にとっては、非常にわかりにくいものになっています。広告の手紙も大量に来るので、もう訳がわかりません。(うちの地方だけ?!この傾向、なくなる気配なし。)
代行を頼む気持ち、少し分かります。。。。あ、つい本音が。
親としては、夏休みは宿題に追われるのではなく、計画的に有意義に過ごしてもらいたいもの。
そして、口うるさくは言いたくない!
そのための、モチベアップ計画表です↓
夏休み計画表の作り方
簡易カレンダーを作る
まずは、A4コピー用紙を準備。
表に日付を書くだけの簡単な仕様です。
↓このような日付なしテンプレートもあるので、よかったらご活用ください。
↓こちらの記事内からダウンロードできます。[月間フリー曜日なしタイプA4(L)]
コピーして切り取る
同じカレンダーが2枚必要なので、コピーします。そのうちの1枚だけ、1日分ずつ切り離します。カッターを使うと便利です。
ポストイット化する
テープのり(ピット タックC)を使って、切り離した全ての日付を付箋にします。
そして、切り離していない方のカレンダーに貼っていきます。こんな風に、上部分だけピッタリと貼ります。まるで本物の付箋です。
この作業、去年も喜んでやったなぁ(^◇^;)
実際に計画を立てる
カレンダーが完成したら、実際の宿題全てを机上に出します。うわ〜。多いなという印象。
宿題を全て付箋に書き出す
次に、宿題を細分化&見える化します。夏休み帳だと、1ページ(1セクション)ずつ全てを細かく書きます。
(※↓写真ではカレンダーのコピーに付箋を貼ってしまっていますが、別の紙に貼ったほうが使いやすいです。)
計画を立てる
まずは、カレンダーに夏の行事予定を書きます。
予定があるときは、宿題ができないという前提で計画を立てていきます。
去年はママがほとんどの付箋を貼って計画を立てましたが、今年は息子が「う〜ん、この日はちょっと休みたいから少なめで、、、、ここで頑張る!」とか1人でブツブツ言いながら貼っていました。
親がチェックする
↓実際に息子が作った計画表。少し手直ししましたが、割と現実的な計画ができていたことに成長を感じました(笑)
読書カードは、気が向いた時(本を読んだ直後)にやりたいから欄外に貼ったそうです。
そして、8月3日から1週間ちょっとで自由研究(多分工作になる)をする予定。
最後の1週間は、「予備だよ」と言っていました。
ふふふ。
よく分かっている♬
モチベーションを保つ工夫
ここからが、この計画表のポイント!
息子が最も楽しみにしていることです。
ご褒美を隠す仕組み
宿題を終えた当日の部分をそっとめくると、、、、
な、何とご褒美の内容が隠されているのです♪
剥がした紙には、テープのり(ピット タックC)がついているので、別の紙に貼って学習の記録を残しておくことができます。
ご褒美の内容は、まだ全部は書ききっていません。
マックでランチ、アイスのおやつ、夕ご飯リクエスト権、などなど。
息子は、「飴をもらう」「デザートの材料を買いに行く」なんていう可愛いご褒美を考えていました。
やり忘れを防ぐ工夫
宿題は、パッと出してすぐに取り組めるように個別フォルダー (マチ付き)にひとまとめにしてあります。
できるだけ「宿題」という言葉を使いたくなかったので、息子の好きな「すみっこぐらし」のキャラクターシールを目印に貼っています。
この個別フォルダー 、クリアファイルもドリルもいっぱい入るので、ホントに役に立ちます。
こんなにいっぱい、中に入るのです♪
クリアファイルに答えや、夏休みの宿題についてのお便りも一緒に入れています。
こうすると、答え合わせなどのやり忘れもなく、親としても便利。(計画表も、付箋がはがれ落ちないようにクリアファイルに。)
そして、、、ジップ付きパックに入れた筆記用具&赤ペン♪実はこれも入れています。
※息子は自閉スペクトラム症で、「こだわりポイント」や「見通しが持てないポイント」を発見してしまうとそこで止まってしまうので、、、サッと瞬時に迷いなく取り組み始められるセットが必要なのです。
↓使っているのは、これです。
↓親の書類や学校のお便りの整理にも便利です♪
まとめ
ちょっと手間はかかりますが、作るのも楽しく、使うのも楽しい計画表です。
ここで大事なのは、子供と一緒に計画&ご褒美を考えること。そして、夏の予定は変わりやすいので、宿題は移動可能な付箋で貼り付けることです。
去年も実感したのですが、息子は、自分で立てた計画は実行に移しやすいみたい。
親も一緒になって楽しめば、お互いのストレスが溜まることなく夏休みが過ごせそうですね!!
↓こちらもご参考に〜。
↓今回使った、何でも付箋にできるテープのり
↓工作系はこちらのサイトを参考にさせてもらうことが多いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日も良い1日を〜♪