近日映画公開の「鹿の王(上・下)[上橋菜穂子著]」を読んでみた

2022.2.4(金)に映画公開予定の「鹿の王」を読みました。単行本の上下巻。全部で1100ページ以上の長編ですが、物語にぐいぐい引き込まれて、あっという間に読了。感想や映画化の情報と一緒にレビューします。

あらすじ

「鹿の王」は、強大な国同士の対立を軸に、生命の本質や医療の追究、国や民族紛争など様々な要素がつまっている大河ファンタジーです。

謎の病から生還して旅を続ける血のつながらない父子(ヴァンとユナ)。その病の治療法を探して奔走する天才医師(ホッスル)。それぞれの視点から、物語が交錯して綴られています。

命をつなげ。愛しい人を守れ。

強大な帝国にのまれていく故郷を守るため、死を求め戦う戦士団<独角>。
その頭であったヴァンは、奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、ひと群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾う。
一方、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、
医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。

感染から生き残った父子と、命を救うため奔走する医師。
過酷な運命に立ち向かう人々の“絆”の物語。

綿密な医療サスペンスにして、壮大なる冒険小説。

引用元:KADOKAWA文芸WEBマガジン特設サイト(https://kadobun.jp/special/shikanoou/)

シリーズ累計250万部突破。2015年度本屋大賞、日本医療小説大賞をW受賞。

絶大な人気を誇るベストセラー巨編です。

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読書の感想

「獣の奏者」の時も感じましたが、上橋菜穂子さんの大河小説は人物の扱いが上品で丁寧。ハラハラしながらも、心落ち着いて読める不思議な魅力があります。

読後すぐにノートに書いた言葉↓

雄大な自然と交錯する命の輝き。
魂を揺さぶる心理描写。

主人公たちの芯の強さに惹かれ、
慈愛に満ちた言動に涙。

悲しみや悔いを背負いながらも、
諦めることなくもがき続ける。

それが”生きる”ということなんだ。

↓読書ノート


難しい選択に迷いながらも、大事な人を守るために行動に移す主人公たちは、人間として本当に素敵です。

コロナ禍の今だからこそ心に引っ掛かるところもあり、身の振り方を考えました。

「鹿の王」映画について

公開日は延期に延期を重ねて2022年2月4日(金)の予定です。

実は、、、小説を図書館で借りてから映画化の事実を知りました。

読了後にYouTubeで予告編を見て、小説とはまた一味違う映像美に驚き。

この壮大な映画を、いつか映画館で見てみたいです。

ちなみに、主題歌はmiletが歌うOne Reason」。

↓YouTubeより

↓予告編です。

参考図書&リンク

amazonのリンクから試し読みができるものが多いので、読み仮名の具合などを確かめてから購入するのがいいと思います。

単行本

↓今回読んだ本2冊です。表紙の絵が美しくて、本棚に飾っておきたくなります。読み仮名はほとんどなく、ハードカバーで重たいので大人向けです。(上・下の2巻完結)

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文庫本

持ち運びに便利な文庫本もあります。

角川文庫(全4巻)

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角川つばさ文庫は、小学高学年でも読めるように読み仮名がついていて、挿絵も多めです。

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漫画版

「鹿の王」の漫画もあります。 amazonのリンクから試し読みをしてみたら、書籍とは内容が少し違いました。映画ユナと約束の旅と同じ絵で、映画の内容をコミック化したものです。(角川コミックス・エース)

水底の橋について

『鹿の王』の、その先を描いた命の物語。つまり、続編です。読んでみたい!

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あとがき

読む前には決して覗かないのですが、amazon内での評価を、自分が読み終わってから少しだけ目を通しました。

私と同じく感動して似たような感想を抱いている人がいる一方で、つまらないと言っている人もいます。

同じ本を読んでも、読み手の年齢や境遇、その時の心理状態によって感想は変わるのが面白い。

私は、大人になってからこの本と出会い、親としての視点で涙を流しました。

もしも子供の頃に読んでいたら、また違った感想を持っていたでしょうね。

物語に没頭し、医学の分野に魅力を感じていたかもしれません。

角川つばさ文庫ならば小学生でも読めるので、もうすぐ小学5年生の息子に「この本、面白いよ」と伝えてみました。

実は学校の図書室にもあるそうなので、いつか借りてくる日が来そうな予感。

その時は、親子で感想を交換してみたいです。


ご訪問ありがとうございます!

今日も良い1日を♪