ストレスフリー超大全[樺沢紫苑著]を読んでの、感想&まとめです。

読書の感想
人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」への対処法が書いてある本です。
樺沢紫苑先生の本は専門知識がない人でも読みやすく、解説が丁寧なのでストレスフリー。
図解やイラストが多く、重要事項は目立つリスト形式で明快です。
すぐに実行できるToDoが満載なので、「今」ストレスを感じている人のまたとない処方箋になりそうです。
読書ノート
手帳として使っている、測量野帳ビジネスにまとめました。グレーの3mm方眼は本当に使いやすいです♪

※自分が実行しやすいようにまとめたノートです。内容や順番が違う箇所が多くあります。詳しくは本書をご覧ください。
以下、箇条書きスタイルで記録しておきます。
ストレスフリーへの3ステップ
考え方や受け止め方を変える(リフレーミング)

事実は一つでも、その受け止め方や考え方は人それぞれ。
どんなに辛い事実だとしても、上手に受け止め、建設的に考えることができれば、前に進むことができます。
これが、悩みや不安・ストレスにとらわれない生き方で、成長や達成感につながり、自己肯定感が高まります。
一方、事実の受け止め方が歪んでいると、勝手にストレスを感じます。
結果、マイナス思考のスパイラルに陥り、どんどん考えが否定的なものになっていく。
当然前に進む(行動する)ことはできず、思考停止状態のまま悩みや不安・ストレスにとらわれる人生になってしまいます。
↓「適当力」にも同じようなことが書いてあったなと思い出しました。
<こう考えればOK>
・ポジティブな上方比較
妬みや嫉妬を感じそうになったら、憧れに変えてしまおう。
・時には演じることも必要
対応が難しい場面では、その時々の自分の役割を演じれば大丈夫。
・人は「好き」か「普通」の二択で判断
選択に「嫌い」を入れなければ、無駄な怒りを感じずにすむ。短所は長所の裏返しなので、良いこと変換(リフレーミング)しよう♪

悩みはToDoリストに置き換える(行動する)
悶々とする暇があったら、誰かに話したり、ノートに書いたり、とにかく身体を動かしたり、行動することが大事。
つまり、悩みは前向きなToDoリスト(行動)に置き換えればOK。
例えば、苦手な人と話をしなければならない時、悩む暇があったら、、、、
・相手の良いところをノートに書き出す
・話のネタになる手土産を準備する
・何とかなるさとランニングにでも行く
その場にとどまるのではなく、前に進むことで負のスパイラルに陥らずに済みます。
もしも自分だけで解決できない時は、他人の力を上手に借りるのも一手。
ストレス耐性を強くするために、日頃から生活を整えて自分を大切にすることも忘れずに。
基本的な生活習慣が確立している方が頭がクリアになって行動しやすいです。

他人ではなく「自分」を変える(信頼を築く)
「どうしてわかってくれないの!?」「~してくれればいいのに」と不平不満を言っている時間はもったいない。
過去と他人は変えられないので、自分が心地よい関係を築くための努力をしてみよう!
信頼される人になるために、、、
- 言動に対して、責任と一貫性を持つ
- 先入観なく公正に判断する
- 約束は必ず守る(誠実・正直)
- 言い訳よりも次の手を考える
相手に貢献できることを喜びに感じる
心理学者アドラーは、「仕事の本質は『他者貢献』」だと言っています。
誰かの役に立つことができれば、お金も地位も必要ない。
これは綺麗ごとではなく本質的なこと。
他の人を幸せにできる人の人生は、充実しているのではないかと思います。

天職についての図が参考になったので、ノートにも書きました。

仕事の側面を3つに分けて考えていますね。
- 強み…その活動で能力を発揮できる
- 価値…自分にとって楽しと思える
- 貢献…世の中の役に立つ
天職は見つけるものではなく、仕事を楽しみ、自己研鑽を怠らず、世の中に役立つ方法を考えるという能動的な営みによって作っていくもの。
そう考えられる気がしました。
参考図書&リンク
樺沢紫苑先生の本はとてもわかりやすくて何冊も読んでいます。
↓関連図書リンクです
あとがき
適度なストレスならば、それは人生のスパイスとなり、「達成」や「成長」へとつながる。
要はバランスが大事なのですね。
自分に取っての課題やストレスに出会ったら、「よし来た~!!」と台風が来る時の海を前にしたサーファーの気分で、ワクワクしながら波に乗りたい。
そして、時にはスッとかわすしなやかな心(レジリエンス)を日々鍛えていこうと思います。
悶々と悩む暇があったら、行動してみよう!
背筋をスッと伸ばし、表情に気を配るだけでも、緊張はコントロール可能だよ。

ご訪問ありがとうございます!
今日も良い1日を〜♪