近所の図書館で年に数回行われる、リサイクル図書。
今回、「冊数制限なしで持って行っていいですよ」と言われたので、図書館落ちの本(リサイクル本)を、無料で10冊ほどいただきました。
こういう本は大抵、2〜3年以上前に出版された古い雑誌や、ずっと蔵書として眠っていた古典などです。
新しい情報を得るためには使いにくいですが、内容によっては普遍的なものも多いので、取捨選択をして読んでいます。
例えば、2016年4月号のAERAで特集された、「仕事の哲学」記事。
名経営者と言われる人たちのインタビューは、3年前のものとは思えないほど臨場感や説得力がありました。
ノート片手に読み込みましたよ〜。
6人の経営者(柳井正さん、南場智子さん、高岡浩三さん、星野佳路さん、辻井隆行さん)のインタビュー記事が書かれていました。
強く印象に残ったお二人の記事まとめ↓
↓少し詳しく記録しておきます。
特集:ビジネススクールでは学べない
「名経営者の仕事の哲学」
ユニクロで有名なファーストリテイリング 代表取締役会長 兼 社長 柳井 正(Tadashi Yanai)さんの言葉。
人間は高い目標にチャレンジし、
一生かけて成長するもの。
高度情報化社会になった今、井の中の蛙でいてはダメ。
グローバル化、ボーダレス化対応するには、
実際に海外に出て、自ら体験し、
そこから学ぶ以外にはない。
と本誌で語っていました。
情報や知識は仮想現実。
実際に現場で活用してこそ力となるですね。
仕事に対する姿勢は、
自分を俯瞰する力が必要だということを、
柳井さんの記事から学びました。
自分はどんな使命感を持っているか。
社会に対して善い行いをしているのか。
常に自問自答を繰り返すことで、
人生における目的が見えてきそうです。
↓柳井さんが迷った時に立ち返る一冊。表紙の裏などにびっしりと書き込みがあるそうです。エッセンシャル版なら、私にも読めるかな・・・。
アウトドア衣料メーカー「パタゴニア」日本支社社長 辻井隆行さんの言葉。
同じ資本主義でも違う戦い方がある
「ビジネスで環境問題を解決する」がパタゴニアの理念。
企業活動は、それ自体が環境破壊につながっている。であれば、企業には、環境破壊に立ち向かう義務がある。
パタゴニアは、本業と「CSR(企業の社会的責任)」を分けて考えることはしないそうです。
「利益の追求」と「社会貢献」が
両立することを実証したい
そう話す辻井隆行社長は、パタゴニアの存在目的そのものが環境問題の解決だと言い切って、ダム建設反対運動の現場にも自ら足を運ぶ徹底ぶりです。
人生を楽しみ、仕事は効率的に。
全ての日本の会社がそうなれば、
この国の幸福度が上がりそうですね。
辻井社長が自分に課したルールや習慣は、、、
今日やることを考えるより、
「どうありたいか」を考える時間を作る。
だそうです。
「どうありたいか」
私は名経営者でも有名人でもないけれど、
自分にとっての「ブレない軸」を持って、
今この瞬間を生きていければいいな。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます(^^)