やりたいことを全部やる!時間術[臼井由妃著]を読んでの感想&内容まとめです。
読んだ感想
臼井由妃さんの本を読んだのは、これで2冊目です。「1週間は金曜日から始めなさい」で10年ほど前に感銘を受け、今回の本で臼井由妃さんの仕事の哲学にまたまた惚れ直しました。
学者が語る「時間術」よりもわかりやすくて心に響くのは、臼井さんが部下を持つ上司として、経営者として、現場で経験を積んできたことを語っているからだと思います。
特に「時間の手綱を離すな」という一言は本当にしっくりきていて、10年ほど前から仕事&私生活の哲学として根付いています。
今回の本は、働く上での時間密度を高めるヒントが満載なので、真似できそうな部分から少しずつ実践していきたいです!
今回の読書ノート
「1週間は金曜日から始めなさい」の内容をもとに、本の中のエッセンスをまとめました。
※自分が活用しやすいようにまとめています。本の内容とは違うところがあります。
<基本>1週間は金曜日から始める
人よりも半歩前を歩き、1週間の使い方を工夫すると、有意義な時間リッチな人になれます。そのためには、月曜日の朝一に計画を立てるのでは遅いのです。
↓臼井由妃さんが提唱する1週間のスケジュール
- 金曜日…10年先の将来のことを考え、俯瞰する。そして、翌週に備えて計画を立てる。
- 土曜日、日曜日…自分のネジを巻き直して充電する。※
- 月曜日、火曜日、水曜日…回収度の高い仕事をして、やるべきことを終わらせてしまう。
- 木曜日…検証と反省をする。
※充電は、ストレスを削減するために、自然の中で過ごせるといいな。小室淑恵さんの著書レビュー参照
↓臼井由妃さんのタイムマネジメントのヒント:魔法の呪文「かきくけこ」です。
簡単に処理できる仕組みづくり
工夫すれば、1粒で3度も4度も美味しい状況を作ることができます。
ただし、、、ながら族的に時間を活用するのではありません。時間密度を高めるための仕組みを考え出すことが大事です。
同じ仕事をいつもと同じようにやるのではなく、「もっと楽に、短時間で済む方法」を開発すると、持ち時間は何倍にもなります。
その上で、アナログ時計をつけて、「5分あれば何ができるか?」「その場でしかできないことは何か?」を考えるクセをつけると、時間感覚が磨かれていきます。
この考え方は、家事にも応用できそうです。
例えば、、、
- 洗濯物を干すときに人別に干しておくと取り入れ時間が短縮できる。
- 献立は1週間分を考えておき、野菜を切る時はまとめて切る。
- 夕方の5分で書類を整理する習慣をつける。
などなど。
余談ですが、、、
私は、「5分」「10分」「30分」単位で、自分の隙間時間リストを作っています。
ボーッとする時間も大事ですが、スキマ時間に何も考えずにパッとできることがあると、とても得した気分になります。
興味があるものを優先的に
同じくらい重要なことが目の前に立ちはだかったら、興味があるもの、好きなことを優先する方が得策です。
そうすることで、やる気が持続しやすいし、成果にも繋がりやすいのです。
そういえば、「やりたくて、得意で、儲かることを優先しよう!」と、勝間和代さんも本の中で述べていたのを思い出しました。
たとえ苦手な課題で腰が重たくても、とにかく、興味を持ってやってみることも大事。
最初は上手にできなくても、量をこなすと質が付いてきます。
また余談ですが、、、
片付けや料理も同じかな。儲からないけど(笑)。好きこそものの上手なれといいます。量をこなすと質がついてくる!!どうせやるなら、楽しくできる方法を考え、気持ちのいい家&美味しい料理があふれる家にしたいものです。
グレー時間は減らし、決断は15分!
同じことをいつまでも思い悩んでいたり、会議で皆でダラダラ考えるたりすると、途端に時間密度が低くなってしまいます。
相手がいる時は、時間の手綱は離さず、会議がある時は事前に準備しておくとスムーズです。
15分悩んでも答えが見つからない時は、一旦、その課題から離れてみるのも手かもしれません。別のことをしているときに、ふっとヒラメクことって結構ありますよね。
行動に移す
目標を達成するのには、有言実行あるのみ!!
やる気が出てからやろう、、、では、遅すぎます。「やる気」は待つのではなく、叩き起こす勢いで。とにかく取り掛かって、武器は走りながら拾おう!
参考図書
↓今回の本です。
↓前回読んだ本です。
1週間は金曜日から始めなさい 仕事と人生が楽しくなる時間活用術
↓時間術の実践版です。amazonで試し読みができます。
↓一筆箋の書き方が丁寧に書かれています。これも、amazonで試し読みができます。実際に臼井さんの手書きの一筆箋がたくさん紹介されています。
まとめ
時間密度を高め、自分ができることを誰よりも楽しみながらやろう!!
臼井さんは、忙しい人ほど勉強をした方が良いとおっしゃっています。
その理由は、、、
勉強=自分がやりたいことなので、精神的にゆとりが出る。
確かに。読書もしかり。
読書の時間が取れる=自分の時間が取れる
ですね。(勝手に自分ごとに置き換えました(^^))
また、本書では時間術だけでなく、臼井さんの人とのつながりを大事にする姿勢もからも、たくさんの気づきがありました。「たった3行! 心を添える一筆せん。」を読んでみると、さらに深く学べそうです。
世の中には、人と会うことでしか得られない、得難い経験や知識が数多くあります。
そして、人に仕事を任せることで、その人の成長になり、自分の時間も確保できるという好循環が生まれます。
P84 臼井さんの言葉
人を使えない人は、いずれ時間を使えない人になる
仕事を頼む時の心得:
- 「あなただから任せる」
- 細分化して頼む
- 適切なフィードバックをする
感謝の気持ちや、メールやSNSでは1行P.S.で余韻を演出を忘れずに〜。
これって、、、夫や子供にお手伝いをお願いするときにもいいかも!またまた家庭でも応用できそうです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も、良い一日を♪