自分の時間の手綱が握れなくなったのは、
天使のように可愛い我が子を産んだ翌日からでした。
24時間無償労働、しかも相手は日本語が通じない。
自律神経は、狂いっぱなし。睡眠不足で判断力が鈍る。
そして、それぞれの発達段階で待ち受ける、
親としての判断やサポートの必要性。
やっと仕事復帰したと思ったら、
会社にかかってくる「娘さん、お熱が出て、、、、」という呼び出しの電話。
涙をためて保育園で待つ我が子を見て、
私は何のために働いているんだろうって何度も落ち込みました。
子育てと仕事や私生活は、天秤にかけるものではないと分かってはいます。
でも、母になっても働き続けるには、
乗り越えなければならない葛藤や迷い、壁があるのが現実でした。
子育て、仕事、私生活、どれかを犠牲にするのではなく、
自分なりに納得のいくような毎日を過ごしたい。
そう思ってた時に、出会った本がこれです↓
斜め読みしかできなかったけれど、
それだけでも十分に心にストンと落ちる納得感がありました。
時間が限られている今、
能力を高めて成果を出す方法に切り替える必要があるのね!!
↓以下、本の内容と論語の考えをミックスして、未来の自分にエールを送りたいと思います。
行動し続ければ、変化は必ず訪れる
できない理由(大抵の場合は子供)を探すのに時間を費やすのは勿体無い。どうやったらできるか考えて、何はともあれ行動し続けることが大事。諦めたり、やめてたりしてしまうと、そこから変化することはない。
論語「勇」:勇気を持って行動する
人生には必要な寄り道がある
人と比べるのではなく、自分の通ってきた道の全てが愛おしくなるように、回り道をも楽しんで進もう。経験して無駄なものは、何一つない!子育てや家事も、私の人生の大切な一部分。
論語「信」:自分や人を信じて、その道を歩こう
あなたの頑張りは、誰かが見てくれている
どうして自分だけが、、、という考えは捨てる。今できることを、誰よりも楽しみながら、精一杯の努力をしよう。
論語「礼」:常に礼儀を正し、誠実に頑張ってみよう
人から必要とされれば、お金も地位も重要ではない
隣を見ると、私を必要としてくれている可愛い子供達がいる。大事に思ってくれる旦那さんがいる。それだけで、私は価値のある人間なんだって思える。
論語「徳」:世のため、人のために役立つことをしよう
どんな仕事でも、必ず誰かの役に立っている
この場合の仕事は、子育てや家事も含まれる。自分のやっていることに良いイメージやを持って、毎日を生きよう。
論語「志」:自分の進む道に自信を持とう
お金がないことよりも、仕事がないことの方が辛い
社会から切り離されたこの喪失感は、実際に経験してみないとわからない。でも、だからこそ「仕事があること」のありがたさが分かった。
論語「礼」:ありがとうの気持ちを忘れずに
人は何度転んでも立ち上がれる
立ち上がるかどうかは、自分次第。転んだ後の行動が、人生を決める。
論語「知」:知恵を持って判断しよう
人は一人一人違った風景を見ている
ゴールへの道は、それぞれ違う。比べるのではなく、お互いの良さを認め合い、歩み寄りながら進んで行けるといい。相手の立場に立った物の見方が、自分のキャパを広げてくれる。
論語「仁」:他人を思いやる
極限に追い込めば、自分の本質が見える
出産を経験した今、何が本当に自分にとって大事なのかが、何となく分かった気がする。自分にも他人にもウソはつかず、ありのままの自分でいられるのも大事。
論語「義」:人として正しい行いを選ぼう
人は皆違うからこそ、新しい価値観を見出せる
子供ができてから、自分のキャパシティーや世界が広がった。付き合う人の幅が広がった分だけ、違う価値観にも出会えた。これは実は幸せなことなんだ!
たくさんの価値観の違う人との交流を楽しもう!
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