保育園時代に「自閉スペクトラム症」と診断された息子の、小学校生活の記録です。うまくいったことも、反省もひっくるめて記録します。
青字=本人が困っていること
赤字=良かったサポート方法
◯運動会関係の不調
運動会2週間前から、登校を渋る。
原因は不明。頭痛や腹痛を訴えるけれど、熱はなし。鼻水が少し出る程度。
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学校で「吐きそうになる」(実際には「オエっ」っていう身振りのみ。ツバを袋に出す。)
先生のアドバイス「出てくるのはツバだけだから、うがいをすれば大丈夫!」
これが息子にヒット。
「うがいをしたら大丈夫だった!!」と、持ち直す。
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1週間前になっても、まだ行きしぶり。
授業中、3時間目くらいから覚醒レベルが下がって机で寝てしまう日々。勉強が遅れがちになる。
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いつもと違うスケジュールの連続&雨天での見通しのつかなさで不安なのか?
情報量が多すぎてシャットアウトしているのか?
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先生と個人面談の末、勉強はできるところだけやろうという方向に。
家庭では、覚醒レベルが上がったタイミングでおだてて取り組む。
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運動会前日に体調を崩して学校を休む。
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当日、朝は行き渋っていたが、、、、
何とか運動会に参加でき、自分の競技をこなす。よかった〜。
◯学習の記録
音読「うみのかくれんぼ」でつまずく。「どこ読んでイイかわからない。」
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情報量が少ない紙芝居にして解決
息子が読むのは、紙芝居の裏に書いてある文字のみ。
文字を読んだ後、表の面白おかしくデザインした挿絵(写真)を見て笑い、次のページへと読み進む。
妹&お姉ちゃんも、面白くて参加。これもまた息子のやる気アップにつながる。
「なぞるのが苦手」とカタカナの宿題を拒否。
先生と相談して、なぞる練習のない空白のワークシートに差し替え。
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喜んで取り組み始めるが、運動会練習の疲れですぐに止まってしまう。。。
結果、やはり大幅に学習が遅れてしまった。。。
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ヒアリングにより、「小さい字はなぞれない。すぐにはみ出すのが嫌。消しゴムでうまく消せないと、もう嫌ってなっちゃう。」と判明。
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4倍の大きさにして、10回「指なぞり」する方法で解決。
飽きないように、1ページごとに充電タイム。カービィの音楽を流している間(3分くらい)は自分のスペースでお人形遊び。
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10回ごとに、お気に入りのハンコを捺すというサイクルが気に入り、一気に進む。
蛍光ペンで太めにお手本を書いてるので、「これならなぞれる!!」と嬉しそうに鉛筆でなぞる息子。これは期待していなかったけど、嬉しい発見。
しばらくすると、3年生の娘がお手本を書きたい!と言ってきたので、お願いする。「ン」のところには、丁寧に間違いやすいポイントまで書いてくれた!イイね!(「ヤ」は、学校でかろうじて10回やったらしい。もう10回書いてあるから、絶対になぞらない…だそうです(^◇^;))
↓ 弟のために、お手本を書くお姉ちゃん。
↓指なぞり中
↓10回なぞったら、お気に入りのハンコを捺す
お姉ちゃんが蛍光ペンを気に入り、自分の勉強にも使い出す。書き順と同じ順番の色を意識して線を引いて行くと、読むのが面倒じゃなくなるそうです(^^;)
お姉ちゃん、自分の勉強もあるのに手伝ってくれてありがとね!
https://life.conote.info/2017/07/27/post-405/