ユーザー車検の予約・費用・持ち物・検査の流れなどを徹底解説!

ユーザー車検とは、
自分で自動車を運輸支局などに持って行き、
試験コースで車検を受けることです。

★正式名称は、継続検査といいます★

使用している車の自動車検査証(車検証)の有効期限を延長するための検査です。
(注意:「新規検査」=製造されて初めての登録を新規にするための検査のこと。なので、新車で購入後の初めての車検であっても、「継続検査」になります。)


では、具体的にユーザー車検の予約・費用・持ち物・検査の流れなどを徹底解説していきます!(神奈川運輸支局の場合)


予約の方法

国土交通省の自動車検査インターネット予約システムから予約できます。
予約すると、以下のようなメールが来ます。

準備するもの

事前に準備しておくもの

  • 有効期限内の車検証
  • 自動車税納税証明書
  • 使用者の認印
  • 定期点検整備記録簿(窓口で「後で記入します」と言ってもOK)

 

予備検査会社で購入するもの

  • 自動車損害賠償責任保険証明書

 

当日準備する書類

  • 自動車検査票(検査代の印紙を購入して貼る)
  • 自動車重量税納付書(重量税の印紙を購入して貼る)
  • 継続検査申請書

※これらの書類は、車検場の印紙売り場にあります。

 

当日の流れ

予備検査場で調整

車検の予約時間の1時間前に、
運輸支局の近くの予備検査場に到着。
※予備検査場とは、車検場とは直接関係のない民間の自動車修理工場のような立ち位置で、車検前に光軸やブレーキ・メーター等の確認を行ってくれるところです。光軸は毎回狂っているので、予備検査に行くことで調整してくれます

予備検査場では、車体裏側の検査、ブレーキ・排ガス・ヘッドライトの光軸調整の微調整をしてもらい、自賠責(自動車損害賠償責任保険証明書を購入しました。

 

今回行ったヨビケン横浜営業所は、
全てドライブスルーでした。

所要時間は10分ほど。

 

フィットハイブリッドの予備検査の金額↓

運輸支局に行く

予備検査が終わったら、いよいよ運輸局へ。
係員の案内にしたがって駐車したら、、、

↓看板で場所を確認。

印紙を購入して書類に貼る

3番ビルで印紙(検査代重量税を購入。

当日書く書類2枚に、間違えないように貼ります。
※参考:
フィットハイブリッドの印紙代↓

書類を3種類書く

2番のビルで書類を書きます。
見本があるので、その通りにかけばOK。

※「継続検査」の見本を参照すること!

 

申請窓口へ行く

準備したもの全て&書いた書類3枚を持って、申請します。

書類OKが出たら、いよいよコースに!!

 

 

コースで順番を待つ

↓7番コースが一番丁寧に教えてくれます。

ユーザー車検初心者は、待っている間にハザードをつけておくよう指示がありました。ハザードをつけていると優しく手順を教えてくれて、検査ラインに入ってからも一緒に付いてきてくれます。
<注意事項!>
・ホイールキャップ外しておく
・ボンネットを開けておく
・車台番号場所を事前に確認する

 

参考:フィットハイブリッドの車台番号は、運転席横のカーペットをめくったところでした。見つけにくいので、前日までに一度確認しておくといいです。

 

中は、撮影NGです。。。。

★検査の流れ&方法★

並んでいる間に、係の方が順に来て、
灯火類の確認保安装置の確認をします。

※灯火の確認は、ヘッドライト、ウインカー、バック、ブレーキランプを言われた通りに操作します。また、ワイパー、ウォッシャー、クラクションも指示されます。

↓忘れがちな非常灯は通販で買っておきました。

エーモン 非常信号灯 国土交通省 保安基準認定品 車検対応 (防水性能IPX3相当) 6726

 

検査ラインで行う検査順番

サイドスリップ
時速4kmで通過するだけ

スピードメーター
指定された速度(40km/h)でパッシング

ライトの光軸
ハイビーム・レベライザーは0にして検査

フットブレーキ
タイヤが減る!を考えずに容赦無く踏む

サイドブレーキ
本気で引く

排ガス
プローブをマフラーの中に入れて待つ

下回り検査
車を揺らされたり、裏から叩いてチェックされる。

検査が何事もなく終わって合格ならば
最後の料金所のような係員がいる箇所で、
検印をもらえます。

※不備がある場合は教えてくれるので、
再調整の後、再度検査に進みます。

 

 

書類を提出してステッカーをもらう

検印をもらった書類を大事に抱え、
車を駐車場へ移動させます。

先ほど書類手続きをした建物の受付に書類を提出。

ここで新しい車検証と、
車検ステッカーを渡されて完了です!!

 

お疲れ様でした♪

 

 


後書き

実は今回、
レベライザーを0してなかったために光軸検査で1回落ちました(^◇^;)

急遽ヨビケンに行って事情を説明すると、
無料で再調整していただけました。
再検査は、再検査項目のみ検査します。
ただしラインは追い越しできない構造のため、前の車と一緒に進みます。1台であれば、早めに会場に到着していれば、
再検査になっても余裕で終わることができると思います。

 

 

料金については、「車検は格安!」を売りにしているところでも、手数料がかなりかかるので、やっぱりユーザー車検はお得です。

多少クルマのことがわかっていて、
平日休みが1日取れるなら、バイトだと思って車検に行ってみることをお勧めします。

時給換算すると、結構いいバイトですよ〜。