ゴチャゴチャ散らかりがちなキッチンを、スッキリ綺麗に見せるコツのまとめです。
(2022.6.13:追記&更新しました)
楽家事でキレイな台所にするコツ
私が大事にしていることは、実用性を重視しながらも、パッと見て掃除や整理がされていているように見えることです。
ポイントは3つ
- 隠せるものは使いやすく隠す
- 家庭科室のようなラベリングで物の住所を「見える化」
- 「誘目性」というキーワードでお掃除
整理収納アドバイザーの友人の助言を時々受けつつ、自分が心地よいと感じるキッチンを目指しています。
お掃除3点セットを隠し持つ
調理のたびに使うので出しっ放しが多かった「セスキ炭酸水スプレー」&「キッチンペーパー」、節約のために多用している「トイレットペーパー」の3点セットを、使いやすさを維持しつつ隠しました。
調理台下の扉を開けると、、、、、
↓このようになっています。100均で購入したタオルハンガーを改造して取り付け、そこにスプレーボトル、トイレットペーパーを設置。その横にはIKEAのジップ付きパックを改造した「キッチンペーパー入れ」を引っ掛けてあります。
ドア裏のスペースって、開け閉めの動作さえ確保できれば、もともとの収納には影響せずに場所を増やすことができるので、何だか得した気分になりました。
私はいつも、料理の後にトレペでザッと汚れを拭き取り、汚れがひどいところにセスキ炭酸水スプレーをかけ、キッチンペーパーで仕上げ拭きをしています。
セスキ炭酸ソーダ水とは、セスキ炭酸ソーダ小さじ半分を、水250mlに溶かしたものです。油汚れを分解する力があるので、台所の大体の汚れはこれで落とすことができます。
ドアの内側にこの3点セットがあると、最小限の動線でササッと掃除ができるので重宝しています。普段からこまめに掃除をすれば、大掃除をする必要もなし!
↓セスキ炭酸ソーダ水については、こちらの記事でまとめています。
↓ジップ付きパックの中に入れているのは、ティッシュのように出せるキッチンペーパーです。半分ずつ詰め替えています。
余談ですが、IKEAの縦長のジップ付きパックは本当に便利です。濡れた折りたたみ傘を入れたり、ペットボトルを入れたり、パスタなどを保管するのに使ったり、、、、縦に長い形だからこその使い道を楽しんでいます♪
※食洗機を購入したので、お掃除セットは別の場所に隠し収納しています(2022.6.13追記)
ラベリングで見える化
コンロと対面にある食器棚は、学校にある家庭科室のように、子供達が自分で調理道具やお皿を取り出して使い、元の位置に片付けられるように仕組みを整えました。
とはいえ、ラベルが前面に出るのは嫌だったので、外側からは全く見えない「隠しラベリング」にしています。
↓食器棚上の部分
↓食器棚の下の部分
引き出しの収納&ゴミ箱事情
ゴミ箱は、食器棚の下の部分に付いている引っ張り出す炊飯器用のスペースに置いています(↑上にある写真のカゴ)。間違えないように「プラごみ」とラベリング。
台所仕事をしていると背中側にあるゴミ箱ですが、引っ張り出すことで、流しに向かって立っていても、自分の真横に近い位置にきて使いやすいです。
ちなみに、カゴの奥には「紙ゴミ」ラベルが貼ってあり、紙ゴミを入れています。
引き出しの中にも、隠しラベルがあります↓これが1番上の引き出しを出したところです。
ここでポイントなのは、手前にいつもの調理器具を入れ、卵スライサーとか栓抜きとか普段はあまり使わないものを奥に入れることです。そうすると、使いやすいだけでなく、ゴチャッとした奥のモノは、ほとんど見えません。
↓子供達がよく使う調理器具は、テプラを使って大きな文字でラベリング。大さじ・小さじは、それだけで1箱使っています。収納に余裕を持たせると、きちんと元あった場所に返してくれます。
2段目の引き出しには、ボール類、ミトン、子供達のおやつなどに使うプラスチック皿、お茶パックなどが入っています。こちらも、子供達が自由に使うことができるモノたちです。
右にあるお茶パックは、クッキー缶に入れることで湿気を防ぎ、さらに真上にラベリングしてあります。パパでも新しいお茶を作ってくれるようになりました。
↓一番下の段には、普段は使わない蓋や蒸し器具、IKEAのジップ付きパックのストックが入っています。あまり開けることはないけれど、開けられてもゴチャゴチャが目立たないようにバットや四角いオーブントレーを被せて収納しています。
食器棚収納の工夫
濃い目のすりガラス風なので、外からはほんのり食器の気配が感じられるだけです。
ガラッと開けた右側には、タッパー類、そのほかの小物やクリップなどを入れています。
家族が一目見て分かる、シンプルな名前のラベリングにしています。
使用しているのは、100均で購入した、奥行きがちょうどの細長いカゴです。
手前にはよく使うクリップ類、奥には年に数回しか使わないフォンデュ用の陶器が入っています。奥に重いものが入っていると、引き出したときに前にカゴごと前に落ちるのを防いでくれます。
弁当用の小物も、用途ごとに分けて入れています。カゴごと引き出して弁当を作るときに使い、調理終了後にサッと元の位置に入れています。細長いカゴは、置く時も場所を取り過ぎないので便利です。
ラベリングをしているのは、家族によく場所を聞かれるモノたちだけです。例えば、この押しピン(ゆで卵を作るときに穴を開ける)などは、敢えてラベルは貼っていません。
上の段にあるのは、軽くて年に数回しか使わないものたち。取っ手付きのカゴに入れておけば、私のように背が低い人でも取りやすいです。
↓左側の収納。こちらは冷蔵庫や台所に近い側なので主に食器が入っています。一番上は弁当に使うタッパーや袋たちです。こちらに入るだけをキープし、ものが増えすぎるのを防いでいます。
扉を閉じてしまえば、な〜んにも見えない隠れ収納。食器棚は便利だな〜。
誘目性を意識して掃除する
最後に、お掃除のことについて。私が実践しているのは、誘目性を活用した、手抜きお掃除方法です。
誘目性とは?
実は人間は、キラキラして目に付きやすいものがあると、そちらに目が誘導されます。つまり、キラキラした物があると、他のちょっとした汚れやゴチャつきが目立たなくなり、全体的にキレイに見えるのです!!
これを、「誘目性」といいます。
この事実を知ってからは、台所全体をピカピカにするぞと意気込むことがなくなりました。光っているものを優先的に掃除すれば、綺麗に見えるのですから。
うちのキッチンの場合、一番の光り物は、水道の蛇口です。ここだけは毎日綺麗にセスキ炭酸ソーダ水で綺麗にしています。
二番目にガスコンロのガラストップ、三番目にステンレスのシンク、余裕があれば調理台下の扉や食器棚の扉を掃除します。調理台下の扉は、結構汚れがつくので週に1回くらいは拭いているかな。
他の場所でも応用できる!
この誘目性、実は台所だけではなく家中の至る所で使うことができます。
キッチンだったら水栓金具やステンレスのシンクでしたが、お風呂場なら水栓金具と鏡、お部屋なら窓ガラスやテレビの画面などを磨くと、その場全体が綺麗に見えるようになります。
あとは、色味をなんとなく揃えて、整然さをアピール(笑)
こちらのタイルも誘目性を意識して、重曹パックを適宜しています。赤系のキッチン戸棚なので、それに合わせる&主張し過ぎないピンク系が多いです。
そして、実用性重視なので、手袋とかは掛けっぱなしです。一応、白とピンクのものを買っています。食器用タオルは、無地のものをチョイス。やっぱり色は増やし過ぎず、シンプルが一番だと思います。
以上、ツラツラと台所収納&掃除の工夫を書きました。何かの参考になれば幸いです(^^)/
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も、良い一日を〜♪