縁結びカツサンド[冬森灯 著]を読んでの、感想&読書ノートです。プチ育児日記付き。
本の内容と感想
昔ながらの商店街にあるパン屋「コテン」で繰り広げられる、人情あふれる短編集。
クスッと笑いながら、お腹も心も満たされました。
やりきれない感情を持った時、人は「縁」という言葉に託して、気持ちに折り合いをつけながら前に進んでいく。
喜びと悲しみの入り混じった、この時期に読んでよかった本です。
読書ノート
引用とともに、自分の気づきをまとめました。
※本書に影響を受けて自分なりにまとめた言葉です。
↓以下、引用と気づきを簡単にまとめた備忘録です。
できない理由探しはやめる
いい波ばかりが来るわけじゃない。やるだけのことはやろう。(P278)
生きていれば、どん底まで落ちて悲しい気持ちになる時や、どうにもならない大変な時だってあります。
そんな時でも、どの方向に、どのような一歩を踏み出すかは、自分で選ぶことができる。
It’s a choice.
どの道を通ることになっても、それが”自分で選んだんだ!”と自信を持って言えるようにしたい。
誰かに言われたから、環境が悪かったから、そんな言い訳やできない理由探しはもうやめよう。
それよりも、どうやったらできるか、他にいい案はないか、このような視点で考える癖をつける。
未来はわからない。
だからこそ、少しでも先が見通せるように、その先が希望する未来につながるように、人は努力を続ける。
節目を丁寧に過ごす
春の前には必ず冬がある。冬ってのは、目に見えないものを、じっと蓄える季節だ。(P194)
誰にだって、冬という季節は訪れる。
辛さ苦しさに耐える時期というのは、人間としての節目の時期。
ひとつひとつの節目を丁寧に過ごすことで、人としての年輪が濃く刻まれる。
こうやって、幹の太い立派な人になっていくんだ。
本書で語られていた「桜」の芽吹きどきの例が目から鱗で納得。
概略:桜は冬の間、寒さに耐えながら花を咲かせる準備をしている。ただし同じサクラでも、ソメイヨシノと山桜だと芽吹きどきが随分と違う。人間もしかり。人それぞれ芽吹きどきは違うものだから、みんなと同じでなくても焦る必要はない。
みんな違ってみんないい。
子供が口ずさんでいる詩歌を思い出しました。
成長するスピードはみんな違うと頭では分かっているけれど、その時々で平均値と離れていることに対しては過敏になってしまいがちです。
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べる。
他の子と比べるのではなく、1年前の子供の姿を思い浮かべる。
焦りが出てきそうになったら、立ち止まって考えてみます。
参考図書&リンク
↓今回の本です。
↓生き方を変えるきっかけになる本たちのレビューまとめ
↓成功ではなく幸福について語ろう!
あとがき
今年度は長女が小学校卒業、次女が保育園卒園と、慌ただしい年度末でした。
もうすぐ5年生の長男は、親の忙しさなどどこ吹く風ですが、高学年の仲間入りに少しだけ背筋が伸びた感じ。
もうすぐ小学校入学の妹に、学校生活のイロハを語っています。
↓自分用の備忘録
長女の小学校卒業式に購入した、女の子用ボレロ付きのワンピース。フォーマルウェアと書いてあったしデザインを本人が気に入ったし、お値段も安くなっていたからこれに決めました。ところが、、、、なんとポケットがどこにもなかったのです!!
急遽、100円ショップ(ダイソー)で購入したメッシュポーチを切り取って、、、
↓ボレロの内側に突貫工事でポケットを作りました。当日は、卒業証書授与の時にマスクを入れるのにも役立ちました。
6年後、末っ子ちゃんが卒業するまで綺麗な状態で保てるかな。ポケット部分が持つことを願います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も、良い1日を〜♪