ハッタリの流儀 [堀江貴文著]を読んでの、感想&概要のまとめです。
読書の感想
表紙の印象を、裏切らない内容の本でした。
30万部越えのベストセラー 「多動力 (幻冬舎文庫)」を書いた筆者が説く、ソーシャル時代の禁断の成功術です。
多動力を生かして動いても、なかなか成果の出ない人に足りないもの。
それが「大きくハッタリをかますこと」だと筆者は言っています。
とことん遊び、そこから価値を生み出そう(P21)
読みながらのワクワク感は、今までの本から感じたことのないものでした。
堀江貴文さんが変わるきっかけになった出来事や、失敗談も書かれていて、怪人のように思っていた(失礼!)ホリエモンも人間なのだなと少し安心しました。
成功への道のりは最初はコツコツ、後から一気に加速する。まずは焦らず積み上げよう。(P184)
最終章では、成功の陰にある圧倒的な努力を垣間見ることができ、身が引き締まる思いでした。
読書ノート
表紙のインパクトが強かったので、商品ページから印刷してノートに貼りました。こうした「遊び心」、とても好きです。ビジネス書を見て子供達が喜んだのは、これが初めてでした。
※自分の経験や解釈をもとにまとめたノートです。内容や紹介される順番が違うところ、紹介していない章が多くあります。詳しい内容は、本書をご覧ください。
「ハッタリ」とは
「ハッタリ」とは、実際はできるか分からない難しい課題に対して、自信を持って「できます!」と言い切ることです。
そして、後から辻褄を合わせる(=努力で何とかする)ことで、「こいつはできるやつだ」と信用されていく。
SNS時代の新貨幣である「影響力」「信用」を集めるためには、このハッタリをかまして辻褄を合わせる「覚悟」が必要だというのが、堀江さんの成功法則です。
<余談>
人よりも抜きん出ている人は、「何とかなるさ!」の心意気と自信がある人なのかもしれません。
経営者お二人の本を思い出しました。
↓臼井由妃さんの本です。「武器は走りながら拾う」「時間たの手綱は自分で握る」は、私の座右の銘です。
↓和田裕美さんの(無理に思える昇進などに対しても)「楽しそう!と思ったらとりあえずやってみる」という姿勢も、重なる部分があるとな感じました。
行動指針を四則演算で考える
ここからは、堀江貴文さんの「掛け算によるショートカット」を応用して、自分なりに四則演算に当てはめた行動指針です。
「たし算」自力を底上げする
「掛け算によるショートカット」を実行するには、圧倒的な努力による足し算の積み重ねが必要です。
圧倒的な努力は、人がいない場所でする努力(影練)のことが多いです。孤独な戦いです。
足し算なので、爆発的には結果が増えません。
昨日よりも「1」増えた。そんな成長です。
それでも、積み重ねると1年で「365」増えます。
結果がまだ見えない時に、どれだけ折れずに影練を頑張れるか。これが今後の差になるのですね。
心のブレーキをよくかけてしまう自分への喝破↓
筋トレと一緒で、メンタルや行動も負荷をかけると強度が上がります。苦手なことでも、経験によって場慣れすると克服ができます。
最初から完璧を目指さず、少しでも面白いと思ったらノリよく飛びつき、「本番」をたくさん経験しよう!
「ひき算」わき目もふらず突き進む
周囲の批判や嫌みは、さっさと引き算して自分の中から消し去るのが得策です。
抜きん出たことをしようとすると、世間から色々と言われるものです。
そこで多くの人が妥協したり諦めたりするのですが、強い意志を持っている人は折れずに前に進みます。
もっとも、常に前向きで忙しい人は、自分を磨くことで精一杯で、他人のことなど気にしないのでしょうね。
「かけ算」積み上げたモノを最大化する
「掛け算によるショートカット」は、「かけられる数」が大きいほど、積(結果)も大きくなります。
成功している人は、その陰に膨大な努力の積み重ね(足し算)があるのです。
成功への道のりは最初はコツコツ、後から一気に加速する。まずは焦らず積み上げよう。(P184)
「わり算」単純作業は減らす
これは、本書には書いてなかった私の考えです。
家事、育児、仕事、自分磨き、父母のケア、、、全てを外注するわけにはいきませんが、テクノロジーやAIの進歩により、割り振ることができる部分が随分多くなりました。
我が家ではもう当たり前になっていますが、ルンバを買った時の衝撃は今でも忘れられません。
毎日、掃除機がけに使っていた10分が私の自由時間となり、それを読書などに当てることができたのです。もう感激。
この先、食洗機も買おうかと検討中です。
「単純作業を他の人に割り振る」なんて偉そうに聞こえますが、要は、自分でなくてもできる仕事を1人で抱え込まない勇気を持つということです。
例えば、我が家では夕方7時からの5分間は、家族みんなで「プラスαの片付けタイム」にしています。今やっている作業を中止して、5分間はみんなの家を綺麗にするための時間に使おう!というルールです。
たかが5分ですが、5人でやると25分相当の掃除や片付けができます。昨日は、本棚をみんなで手分けして綺麗にしました。
私一人でやったら、到底5分では終わりません。
私がよく利用するスーパーでも、「クリーンタイム」なるものが放送で伝えられ、従業員が一斉に売り場の整理整頓をするのを目の当たりにしました。
みんなでやれば、あっという間に綺麗な売り場に。
そういえば、トヨタの片付けにも「業務時間に片付けの時間をとる」と書いてあったなと思い出しました。
自分でなくてもできる仕事は、みんなで割り算する。
浮いた時間で、もっと楽しいことがたくさんできますね。
参考図書&リンク
↓今回の本です。
ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法 (NewsPicks Book)
↓ホリエ式時間術、気になります。amazonのリンクから目次の試し読みができます。
↓こちらも、amazonのリンクから試し読みができます。
↓以前読んだ仕事術の本です。ハッタリだけでなく、社会人としての基本的なマナーも、忘れずにいたいです。
まとめ
「遊び」「仕事」「学び」は同じ。全てを面白く融合させて、人生を楽しみ尽くそう!!
退屈な大人は価値を生まない時代になったと、堀江さんは言っています。
確かに。
子供みたいに人生を楽しみ、ノリよく行動できる人が、お金よりも大事な「共感」や「応援」を得ることができるのですね。
※今回は2色の蛍光マーカーが1本にまとまっている、 コクヨ 蛍光マーカー 2色 マークタスを使用して彩色しました。このペンについては、またの機会にレビューしますね。
ご訪問、ありがとうございます!
今日も、良い1日を〜♪