今までの読書記録の中から、「考え方」に影響を受けた読書ノート&記事のご紹介です。
悩みの多くを本が解決してくれたのと同様に、正しい事実や本質の見極め方も、本が教えてくれました。
少しずつ行動に移すことで、多すぎる情報の波にうまく乗れるようになります。
※自分用のまとめノートです。内容や言い回しが違う箇所が多くあります。詳しい内容は、それぞれの本をお読みください。
具体と抽象[細谷功著]
1冊目は、細谷功さんの「具体と抽象」。
全ての思考法の、基本となる考え方が書かれています。
前田裕二さんのメモの魔力や、4行日記(※)と重なる部分が多く、ああ、こういうことだったのかと納得。
(※事実→気づき→教訓→宣言)
具体と抽象を行き来できる人は、目の前の現象からたくさんのことを得られる人。
新しいアイデアは、抽象度の高い位置で、知識同士がつながることで生まれるのです。
↓図解するとこんな感じ。
↓詳しい解説はこちら
ファクトフルネス[ハンス・ロスリング著]
2冊目は、ハンス・ロスリング著、上杉 周作・ 関 美和 訳の「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」です。
ビジネス書大賞2020 大賞受賞作。
日本だけで100万部の、大ベストセラー本です。
思い込みの激しい私にとっては、またとない処方箋。雑誌と書籍で二重読みしました。
情報に溢れているこの世界で、事実を正しく解釈するための必読書です。
↓雑誌のまとめノート
↓要点のまとめはこちら。
↓書籍のまとめノート
↓より深く理解するためには、原書が最適。長い本なので、時間のあるときにオススメです。
エッセンシャル思考[グレッグ マキューン 著・ 高橋 璃子 訳 ]
3冊目は、グレッグ マキューン 著・ 高橋 璃子 訳の「エッセンシャル思考〜最少の時間で成果を最大にする〜」です。
人は日々、”何かを選択する”のに、多くのパワーを消費します。
選択疲れをしないため、つまり、本質やボトルネックを見極めるには、どんな方法があるのか?戦略的に選び取る秘訣とは?
これらの疑問を解決すべく、実例を交えて、丁寧に解説してある本です。
頼みごとを断るのが苦手で便利な雑用屋さんになってしまう人、あれもこれも丁寧にやろうとして消耗してしまう人(私のこと)にとっては、基本の必読書です。
↓詳しくはこちら
イシューからはじめよ[安宅和人著]
4冊目は、安宅和人さんの「イシューからはじめよ〜知的生産の「シンプルな本質」ISSUE DRIVEN〜」です。
生産性が高い人は、同じ「労力・時間」で、多くの「アウトプット」を出せる人である。
1つ前のエッセンシャル思考と似ている内容ですが、日本人が書いただけあって、出てくる事例が馴染みやすかったです。
ビジネスよりなので、正直言って難易度の高い本ですが、極限まで生産性を上げるためのコツがたくさん。
読めば読むほど新しい発見があり、かみごたえのある1冊です。
↓私の解釈や、転用例はこちら。
考え方の教室[齋藤孝著]
5冊目は、齋藤孝さんの「考え方の教室」です。
2015年の本ですが、基本となる”考え方”は、世界が変わってきている今でも同じだと思います。
考える楽しみは、人間が持つ大きな喜び。
他人を喜ばせたい、幸せにしたいという思いやりや社会貢献の気持ちが、創意工夫のモチベーションとなり、それが問題解決や変革(イノベーション)につながります。
文庫本なので比較的読みやすく、齋藤孝先生の優しい語り口で「知」の楽しさを実感できる本です。
↓詳しくはこちら
世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?[山口周著]
6冊目は、山口周さんの「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?経営における『アート』と『サイエンス』」です。
複雑で不安定な現代社会を、スマートに駆け抜ける技を説いている本です。
経営者でなくても、知っておいた方が良い知識が詰まっており、読後は店に並んでいるモノの見方が変わって賢い消費者になること間違いなし。
それほど、意思決定に影響する本です。
VUCA時代に何を大事にするか悩んでいる人、その他大勢と一緒に違和感がある人は、必読です。
↓詳しい解説はこちら
クロスオーバー時代の生き方[PRESIDENT WOMAN]
最後、7冊目は、PRESIDENT WOMAN premier2020年秋号です。
タイトルは、「働く×学ぶ」クロスオーバー時代の生き方。
“人として今、私たちはどう生きるべきか” を、学問を通して考えられる雑誌です。
冷静に焦らずに、でも乗り遅れることなく行動するにはどうすればいいのか。
新時代の教養の基礎が詰まっており、どの項目も深掘りしてみたくなります。
↓詳しい内容はこちら
<あとがき>
ここ1年ほどで、「考え方」に影響を受けた本7冊を取り上げました。
新しい本、古い本、雑誌、ベストセラー本など色々ありますが、どの本でも強調されているのは、、、、
- 考える習慣・学ぶ姿勢
- 事実&本質の見極め
- 行動に移すこと
この3つかなと感じました。
事実を正しく見て、そこから本質を抽出するのがスタートライン。
本質同士をつなげてイノベーションを起こすには、具体的に行動することが不可欠です。
そして、本質を見極める目を養うには、やっぱり読書が一番。
すごい思考力を持った人たちの思考過程を、わずかな時間とお金でトレースできるのですから。
本気で読めば人生が変わる。本質を見極め、新しい価値を創造しよう!!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も、良い1日を〜♪